「インターネット環境があれば場所を問わず利用できる」「時間の融通も利きやすい」などの利便性から、オンライン英会話は多くの方に利用されているサービスです。しかし、子供には向かないと言われています。このページでは子供と相性が悪いと言われる理由やオンライン英会話が向いていない子供の特徴・英語に興味を持ってもらう方法などを紹介します。
オンライン英会話は自発的な学習が求められます。次のレッスンに備える予習・レッスン後の復習などをこなすことが成長のカギです。ですが、「やらされている」スタンスではモチベーションが上がりません。そのため、自己学習がおろそかになる可能性が高く、オンライン英会話の効果が得にくくなるのです。
間違うのを怖がってしまう・人見知りで講師となかなか馴染めないなど、引っ込み事案なタイプは、オンライン英会話との相性が合いにくいとされています。オンライン英会話は、「わからないことは自分で聞きにいく」「間違っていても英語に挑戦する」といった自主的な行動力が必要です。気おくれしやすいタイプの子供には厳しい可能性があります。
オンライン英会話は、その都度レッスンを申し込めるという利便性の高さが特徴です。しかし、その柔軟性ゆえに、気が向いたときだけレッスンの予約を入れるといった状態になりかねません。空いた時間をきちんと活用するスケジュール力がないと、レッスンの効果を最大化しにくくなります。
英語力は短期間で身につけることが難しいスキルです。そのため、中長期的にレッスンを受ける必要があります。短期での成長を望んでしまうと、子供のモチベーションが上がらなかったり、プレッシャーを感じてしまったりして、学習意欲を損ねてしまうケースもあります。
オンライン英会話は、モニターの前で講師とコミュニケーションを取ります。レッスン中にソワソワしたり、すぐに集中力がきれてしまう子供は、レッスン中にモニターの前に居続けることが難しいでしょう。そのため、落ち着きがない子供は不向きの場合が多いです。
恥ずかしがりやの子供にとって、オンライン英会話は緊張感を伴うものであるため、講師とのコミュニケーションが難しい場合があります。 また、知らない人と話すことに抵抗がある子供もいるため、オンライン英会話に向かない場合があります。
オンライン英会話は「話す」「聴く」を主体としたレッスンです。そのため、レッスン中は積極的に講師とコミュニケーションを取ることが求められます。引っ込み思案だと思うようにレッスンを進めにくいことから、オンライン英会話と相性が合いにくいと言えるでしょう。
子供に英語を習わせたいのであれば、子供が英語を好きになる・興味を持つように促すことが重要です。そのための方法を3つ紹介します。
海外の子供向け番組や本を見せるなど、「楽しいこと」の中に英語と自然と触れ合えるものを選んでみましょう。「英語が難しい」よりも「楽しい」が勝れば、自発的に英語に興味を持てるようになるはずです。
英語で話しているアニメや英語の歌など、動画から興味を持ってもらうのもおすすめです。いまは、動画サイトの無料配信で、気軽に視聴できます。そのほかにも、子供向けの英会話学習用DVDを買うというのもひとつの手段です。映像の中のキャラクターの真似をしたいと思えたら、自然と英語にも目を向けてくれるでしょう。
英語のおもちゃを通じて、子どもに「英語は楽しい」と思ってもらう方法です。おもちゃは、子供にワクワク感を与えてくれます。おもちゃで遊ぶうちに、英語にも親しみを覚えてくれるでしょう。
オンライン英会話は子供に向かない点があるのも事実ですが、それであきらめる必要はありません。同じオンライン英会話レッスンでも、子供の性格によって相性の良し悪しは変わります。はじめは苦労する場面もあるでしょうが、子供が楽しくレッスンを受けられるようになるまで保護者がしっかり寄り添うことが大事です。