このページではオンライン英会話を個人契約する場合の注意点や選び方を紹介します。インターネット環境さえあれば個人契約のオンライン英会話を探すことは難しくありません。しかし、トラブルが起きる可能性についても考慮する必要があります。選び方のポイントを押さえておきましょう。
オンライン英会話には、個人契約が可能なマッチングサービスがあります。利便性の高いシステムではありますが、講師と必ず相性がマッチするとは限りません。そのため、契約内容のすり合わせやトラブル対策などをしっかり行う必要があります。
個人契約のオンライン英会話は、すべてが当事者同士の問題です。英会話スクールの場合は、万が一のトラブルが起こっても対処してくれるサポートセンターがあります。しかし、個人契約だと、サポートは受けられません。さらに、講師の質の保証がないため、実際に依頼してみたら「スケジュールがコロコロ変わる」「言葉遣いが悪い」といったトラブルも起こりえます。良い英会話講師と出会うためにも、電話やメールでのやり取りをしたり、実際に会ったりして、言葉遣いやマナーがしっかりしているかチェックしましょう。
個人契約では契約内容が肝です。当然ですが講師側は契約していないことを行う必要はありません。レッスンの日時・内容などの契約内容は細かく精査しておきましょう。
特に多いトラブルは、金銭面です。提示されている金額は総額なのか、テキスト代やレッスン料・諸費用は別なのかは、事前に必ず確認しておきましょう。ほかにも、「授業料は後払いにする」「教材は講師側で勝手に購入しない」「やめるときの費用は発生させない」なども決めておくのがおすすめです。
また、言った言ってないのトラブルを防ぐために、必ず契約書を作成しましょう。
オンライン英会話スクールでの契約と比較すると、個人契約が安く設定されているのが特徴。これは、スクールへの手数料がないためです。費用の負担を減らしたい方には心強いでしょう。
講師とのやり取りは基本レッスンのみです。しかし、個人契約の場合、「個人対個人」となることから、日常的にメッセージでのやりとりをしやすいという特徴があります。そこで、講師と英語でコミュニケーションを行っていけば、日常的な英会話力を身につけられるでしょう。テストや試験対策だけでなく会話力も重視したい方にとってメリットと言えます。
個人契約では、カリキュラム内容に縛られない点がメリット。スクールのように、「用意されたカリキュラムの中から受けたいレッスンを受ける」という形式をとっていない場合が多いためです。そのため、当事者間で合意していれば、検定対策や日常英会話など、生徒が学びたいレッスンも受けられます。
個人契約は、「自由に学びたい」「契約管理はしっかり行える」といった方におすすめです。金銭やレッスン内容など契約締結に不安があれば、英会話スクールの活用もひとつの手です。個人契約のオンライン英会話はメリットもあれば、デメリットもあります。それぞれを把握し、相性の良い講師を選びましょう。